水質調査マップの作成

 

1 国土数値情報の取得と地図データの作成

 

・国土数値情報のホームページから、国土数値情報を取得

 

・行政界・海岸線(N03-11A-11-01.0a.zip, 平成11年、埼玉、世界測地系)

・流路(W15-52L-48-01.0a.zip, 昭和52年、全国、世界測地系)

・河川台帳(W13-52T-48-01.0.zip, 昭和52年、全国)

 

・デスクトップ上に国土数値情報というフォルダを作成し、その中に、

解凍後の3つのフォルダの中から、次の3つのファイルを入れる

 

・N03-11A-2K_11.txt

・W15-52L-2K.txt

・W13-52T.txt

 

 

2 地図データをマップエディタに読み込む

 

・MANDARAの起動→「地図データ作成・編集」→「外部地図データ読み込み」

→「国土数値情報(旧フォーマット)」

 

・「フォルダ選択」で国土数値情報のフォルダを選択

・「世界測地系」

・取得都道府県: 埼玉県:N03-11A-2K_11.txt

・オブジェクト名設定: 「行政コード」、「都道府県+市区町村名」にチェック

・河川流路: 「1級河川」、「2級河川」にチェック

 

3 点オブジェクトの読み込み

 

・「水質観測地点.csv」を開いて、データ内容を一応確認する

・マップエディタ→編集→点オブジェクトの取り込み→緯度経度

 

・「CSVファイルから」: 「参照」→「水質観測地点.csv」

・「オブジェクト名-緯度-経度」

・「新規オブジェクトグループ」:「水質観測ポイント」

・「取り込み」

 

4 地図の編集

 

・市町村データは1999年(平成11年)現在のものなので、手作業で修正する

 

・マップエディタ→「編集対象選択」

 

・グループ: 「市区町村」のみをチェック

・「OK」

 

・「大里村」の代表点をクリック

・「埼玉県大里村」→「埼玉県大里町」と修正し登録

 

・同様に、「川里村」→「川里町」の修正を行う

 

・「複数選択」

・「埼玉県大宮市」、「埼玉県与野市」、「埼玉県浦和市」をクリック

・「複数オブジェクト選択モード」: 「結合」をクリック

・「新規オブジェクトとして登録します」: 「はい」

 

・「オブジェクト名1」: 「11100」

・「オブジェクト名2」:「埼玉県さいたま市」

・「登録」

 

・「複数選択」

・「埼玉県大宮市」、「埼玉県与野市」、「埼玉県浦和市」をクリック

・「複数オブジェクト選択モード」: 「ラインごと削除」

・「削除します」: 「はい」

・「OK」

 

・「埼玉県岩槻市」→「さいたま市」の編入の作業を行う

 

・「埼玉県秩父市」、「秩父郡吉田町」、「大滝村」、「荒川村」→「秩父市」の作業を行う

 

・埼玉県入間郡名栗村」→「飯能市」の編入の作業を行う

 

・地図データの編集が完了したので、地図を「水質調査マップ.mpf」のファイル名で保存

 

 

5 水質観測地点への属性データの追加

 

・水質観測結果.xlsを開いて、属性データを確認する

 

・MANDARAタグを追加する

・A1: MAP、 B1:水質調査マップ

・A2: TITLE、 B2: COD

・A3: UNIT、 B3: ppm

 

・A1~B40セルをコピーする

 

・MANDARAの起動→ファイル→クリップボードからのデータの読み込み

 

 

6 水質調査データの表示設定

 

・ファイル→ 属性データ編集 →属性データ編集で、「ダミーオブジェクトグループ設定」をクリック

 

・「市町村」、「河川」、「水質観測ポイント」の全てをチェック

 

・レイヤタブをクリックして、「水質」と入力

・「OK」

 

・データ項目:COD

・表示:ペイント

・階級分割数:5

・表示記号設定: サイズ=1.5%

・色: (自由に設定)

・階級区分値: 5, 10, 15, 20

 

・描画開始

 

・タイトル、凡例、スケールの設定: (自由に設定)

 

・河川を水色にする

・具体的には、オプション→線種設定

→「河川」のライン記号をクリック

→「パレット」をクリック

→「水色」をクリック

→「実線」のライン記号をクリック

→「OK」

 

・作成した地図を「水質調査マップ.mdr」として保存

 

 

7 人口密度データの読み込みと表示設定

 

・「埼玉県市町村別人口.xls」を開いてデータを確認

 

・A2~C91セルをコピー

 

・MANDARAの設定画面→ファイル→属性データ編集→属性データ編集

 

・「水質」と書かれたレイヤタブを右クリック

→「新しいレイヤの挿入」→「後ろに挿入」

 

・オブジェクト数: 90

・データ項目数: 2

・「面形状オブジェクトレイヤー」を選択

・「OK」

 

・「単位」のすぐ下のセルを右クリック→「貼り付け」

 

・「レイヤタブ」をダブルクリックして、「人口・人口密度」と入力

・「タイトル」の右のセル=「人口」、 その右のセル=「人口密度」と入力

・「単位」の右のセル=「人」、その右のセル=「人/km2」と入力

 

・人口・人口密度レイヤーに対して、「市区町村」、「河川」、「水質観測ポイント」の3つをダミーオブジェクト・グループとして設定

 

・対象レイヤ: 人口・人口密度

・データ項目: 人口密度

・表示: ペイント

・階級分割数: (自由に設定)

・色: (自由に設定)

・階級区分値:(自由に設定)

 

・「描画開始」

 

8 水質データと人口密度データの重ね合わせ(オーバーレイ)

 

・対象レイヤ: 「水質」

・データ項目: 1.COD

・「重ね合わせセット」をクリック

 

・対象レイヤ:「人口・人口密度」

・データ項目:2. 人口密度

・「重ね合わせセット」をクリック

 

・「重ね合わせ」タブをクリック

・タイトル:「CODと人口密度」と入力

・「描画開始」

 

以上