【NHKオイコノミア「アー・ユー・下流(前)」(2012.4.3)】 (川口大司)

 

統計

  • 年間200万円以下の給与所得者: 22.9%(2010、国税庁民間給与実態統計調査)
  • 生活保護受給者: 208万人(2011.11、厚生労働省)

 

T:年収600万円までは収入は幸せにつながっている、他人よりも劣っていると不幸せ

 

格差の歴史

  • 産業革命以前: 貴族 vs 一般の人
  • 産業革命以降: 資本家 vs 労働者
  • 戦後: 上位1%富裕層の所得の割合↓(統計)  一億総中流社会

 

ジニ係数

  • 日本は格差が広がってきている
  • 世界的に見ても日本はある程度の格差はある

 

Q なぜ格差は広がった

  • 経済活動に国境がなくなってきた(日本の工場の海外移転)
  • コンピュータの普及で事務の仕事が少なくなってきた

 

Q 格差はよいこと?

  • コンピュータ技術者が不足→賃金↑→人々がその仕事を目指す=社会の効率性↑
  • インセンティブとなる

 

【NHKオイコノミア「アー・ユー・下流(後) ~格差は解消できる?~」(2012.4.10)】

 

いったん貧しくなって抜け出せないと問題

 

人数と所得の分布:「山が右の裾が広い形」

  • 格差問題は次の2つが問題
  • ①幅が大きい(格差が大きい)
  • ②幅が小さくても移動が小さい(流動性が小さい(格差の固定))
    • 生涯所得で比べるとよい

統計

  • 若い人の消費格差が広がっている
  • ∵学校卒業のところが労働市場の入口が集中している→固定化してしまう

日本の特徴

  • 日本は平等に学べる社会ではある
  • 奨学金:その人個人だけではく、社会にも返ってくる(good!)
  • Q: 奨学金に税金を使うのは問題か

仕事

  • ①生活の糧
  • ②社会参加

働く意欲を引き出す制度が必要

  • 例:働くほど補助↑