個人データを自分で管理できる

  • パーソナルデータストア
  • smart disclosure(米)

A-GPS

  • アシステッドGPS
  • iPhoneが位置情報を取得していたのはこのため
  • GPSが立ち上がるのには時間がかかるため、おおよその位置をつかむもの

 

個人データの規制

  • 情報の公開・収集の制限
  • 情報をどう使うかの制限

個人データの「掛け合わせ」

  • 生活保護の不正受給
  • ※T:掛け合わせはメリットが大きい

 

個人情報保護法

  • 事業者にルールを守らせるための予防的な規制で、個人を直接救済する仕組みではない(小向太郎氏)
  • EU:忘れられる権利の考え方
    • ネット事業者が削除しなければならない
  • 米国:自主規制

ライフログの活用及び保護に関する調査研究(ソフトバンク、早稲田大学など)

  • 情報提供の抵抗感 移動<健康情報<医療情報<商品購入<通信<ウェブサイト利用<資産情報
  • 情報提供の抵抗感 性別・年代<生年月日<氏名<住所
  • T:履歴が意外と嫌がれている

 

高城晴夫、高口鉄平(「パーソナルデータへの経済学的接近」情報通信学会誌2015)

  • 価値は見えにくい (理由)市場取引されていることが少ない、異時点で価値が変化しやすい
  • 消費者が経済的価値が見えにくい
    • 消費者は企業にPDを登録等の形で売っているが、コストを正確に把握して行っていない
      • PDは生産コストというより、プライバシーの側面からコストを考える
      • 消費者は、プライバシーを気にしているようで気にしていない(あやふや)
    • 消費者は適切なレコメンドのような便益を得ているが、その価値を正確に把握できていない
    • T: データの保護の程度は、利用者の選択にするような法制度にしたらよいのではないか?それにより、過度な保護はなくなる。一律保護なので、現在の個人情報保護は、社会的便益を含めて考えたときに、過度な保護になりすぎている可能性がある。