●3年ゼミ 171106 歩行軌跡、写真撮影ポイントを用いた分析
1 QGISを立ち上げデータを読み込み
①動物等の地点データの読み込み
②参加者全ての歩行軌跡のデータの読み込み
③参加者全ての写真撮影ポイントデータの読み込み
④②と③のヒートマップを読み込み
2 分析
①どこの滞在時間が長いですか?
②どこで撮った写真が多いですか?
③気づいたことを何でも書いてください。
④両者の違いは何ですか? その原因は何ですか?
3 各動物園舎の代表地点から半径20mの範囲に入った歩行ポイント、写真撮影ポイントの数をexcelファイルにまとめました。このファイルを用いて次の問に答えてください。
①滞在時間の長い動物等の順に横長の棒グラフを作ってください。
②写真撮影枚数が多い動物等の順に横長の棒グラフを作って下さい。
③気づいたことを何でも書いてください。
●分析の視点
Q どのような場所に長く留まるだろうか?
Q どのような場所で写真を撮るのであろうか?
Q 長く留まる場所と、写真を撮る場所との関係はどのようになっているのか?
●創作の視点
Q 写真地図を作るとすると、「誰に」対して、「どのような」価値のある地図を提供する?
●google my mapを使った写真地図の作成(2017.10.23月 3年ゼミ)
- 画像をgoogle photo にアップロードする
- ※ディスクに保存してある画像を全て選択する方法
:ctrl+A or 最後の写真をshift+クリック
- google photoの中で、画像を15枚程度選びアルバムを作る
- 写真地図のテーマ等を考えて画像を選ぶ
- テーマ設定例:こともが喜ぶ場所、インスタ映えする場所
- 画像の地理的な離散度合(地図上で接近しすぎない)も考慮
- google my mapに、歩行軌跡を読み込む
- google my mapに、google photo アルバムの画像を読み込む
- 地図上の画像を編集する
- 画像マークをクリック→鉛筆マーク→表題を変更/説明を追加/不要情報を削除
- (ずれている場合)地図上の画像の位置を変更
- google my mapを公開設定に変更
- 忘備録:遅れている人への対応
- 注:前回休みの場合→google my mapについて追いつく
- 注:ズーラシアに行っていない場合=大学のコメント入りマップを作る
- 忘備録:ファイルの置き場所
- 田中の写真=OneDrive/画像/171010ズーラシア
- 各自の写真=D/1710zoo-rasIa/ズーラシア2コピー
cf.町田の資料=D/170920chiiki_de_manabu
- image, print, vectorの各フォルダーを作る
- 田中がやるべきこと
- 忘備録
- 写真と各見学番号からの距離を出してみる→統計分析
- 写真をオンライン上に置く方法を考える
- ズーラシアの地図を読み込む
- やってみた、しかし位置がピッタリとは合わなかった、公式マップは歪んでいる?
- 動物番号shpの作成
- 全ての歩行軌跡を合わせheat mapを作る
- 各gpx→各shp-2143→all-shp-2143→heat-map (背景地図=google street)
- どの場所に滞在時間が多いか(目視)
- 62ジャングルカフェ(施設)、8オナガザル他、9シシオザル、11オオワシ他、12レッサーパンダ、20北極熊、63オージーヒル(施設)、26ドール、64アマゾンセンター、36オットセイ、37ハイイロウーリーモンキー、41オカピ、44チンパンジー、67サバンナテラス(施設)
- 大型動物で、動いているのが楽しい動物が多いように思う
- 施設の滞在時間が長いように思う
- 最初の方がじっくり見ている
- 同(統計分析)
- 動物番号shpと軌跡ポイントを近接動物番号shpに紐づける(上限をつける)
- 動物番号shpで50mバファを作りそこに入る軌跡ポイント数を抽出
- それらについて最近接の動物番号shpに紐づけ
- 動物番号shp毎の軌跡ポイント数をグラフ化
- 全ての写真を合わせheat mapを作る
- どの場所の写真が多いか(目視)
- 写真の撮影枚数は、滞在時間の長さほどに比べ、地理的バラツキが大きかった。
- 写真のベストスポットは決まっている模様(各動物舎あたりでもバラツキが小さい)
- 滞在時間の長さと写真の撮影枚数は相関が大きいとは言えない
-
8オナガザル他、9シシオザル、14アムールヒョウ、15ウォークインバードゲージ、24カンガルー、25テングザル他、26ドール、28コウノトリ、29クロヅル、30ツシマヤマネコ、31ニホンアナグマ、32ホンドキツネ、33ツキノワグマ
- 大型動物が多い(小さい動物はそもそも写真になりにくい?)
- 起きていたり、近づいてきたりすると沢山撮影することとなる
- よって、写真枚数は、その時の動物の状況により変化し安定していないのではないか
- 写真は人により撮影枚数も違うので、人気の指標とするのには難点もある、また、その時の動物の状況にもよるということ
- 実際の写真の枚数は、平均〇枚、標準偏差〇枚であった (度数分布図も?)
- azimuthも利用してみる?
- 同(統計分析)
- 同(どんな写真が多いのか)
- 気づき
- ゾウのバックヤードは予想より軌跡が少ない(=GPS測位ができていない?)
- 歩行軌跡のポイントデータは、小さなポイントにして表示するとよい
↓歩行軌跡(13名)のヒートマップ(背景地図=OSM)
↓写真(10名)のヒートマップ(点は歩行軌跡、ただしヒートマップに隠れている点多し)
●動物園学(参考:ズーラシア、村田園長170900)
- 動物園の来園目的:癒されたい、珍しい動物を見たい、のんびりしたい、子どもを喜ばせたい、自然や生命を感じたい、わいわい楽しみたい、知りたい・学びたい、歩き回りたい、非日常を味わいたい
- 動物園の役割:レクリエーション、種の保存、教育・環境施設、調査・研究、地域振興、防災時の避難場所
- 最近重視されているもの:生息域内保全、動物福祉
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- 見えない部分が全体を支えている(葉と人参)
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- 「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」(星の王子さま)
- レクリエーション=1割を 経営9割が支えている。(氷山モデル)
- 動物園に求められるもの:集客からの脱出、環境教育の役割、動物福祉