●退職

  • 何かに取り組んで有意義に過ごすべきという価値観の押しつけ✖

●年金

  • 年金の家族手当=加給年金(妻が65歳になるまでの措置、最大約39万円/年、共済年金)と振替加算(妻が65歳になってからの措置、約0.6万円~1.9万円/月、年金機構)※
  • 基礎年金に加えてもらえる、国民年金が義務でなかった時代に係る補償措置、年々縮小中

 

●相続対策研究所

  • 2次相続を考えておく
    • 相続税対策 ①贈与、②養子、③保険、④不動産(リスク高い)
    • 自宅をどうするか? 買い替え、売却、賃貸化
    • 都会の土地を買うと相増税対策に使える(譲渡税はかかる)領収書は重要
    • 小規模宅地=税理士、コンサルに相談せよ
  • 土地の価値
    • 川沿いの道は建築基準法上の道路ではないので建築許可がおりない=駐車場、資材置き場へ
    • 土地は分割しない方が価値がある(研究)
    • 5000万+5000万 ⇒ 4000万+4000万(旗地に分割)
    • マンションが建つなら2~5割増しの価値
  • 確定測量は100万円がかかる★★

 

 

 

●在宅医療

  • 理想の在宅医療を求めて(日本在宅ホスピス協会会長 小笠原文雄)180828NHK視点・論点
  • 在宅ホスピス緩和ケア
  • ピンピンコロリが可能、死の日も本人の力である程度選べる
  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を行う
  • トータルヘルスプランナー(THP)ケアシステム
  • 緩和ケアを行う
  • 独居も可能、在宅看取も可能
  • 入院→最期まで家に居たい
  • トイレに行けない→尿道留置カテーテル(循環型介護)
  • 薬が飲めない→モルヒネの持続皮下注射(PCA)
  • 夜眠れない→夜間セデーション(精神安定剤)
  • 救急車を呼ばない→訪問看護ステーションに電話
  • TV電話を使った診療(オンライン診療)があるとよい

 

●ストレッチポール180611

  • 片足だけポールに乗せる
    • 右足の膝とくるぶしを乗せ、左足は乗せずストレッチ(太ももはポールとクロスの方向)
    • 右足のももを乗せ、左右に動かす (ももの筋肉は硬いか)
  • ポールの上に寝る
    • ポールの上に仰向けに寝て、それぞれの手のひらで地面に丸を描く
    • それを手の甲で行う
    • それを手を下に下げ→横に広げ→下に下げ→横に広げ
    • それを天井に上げ、肩の力をはずしガガクンと落とす
    • ポールの下で足の裏を合わせる→脚を広げる
    • 首を横に落とす→反対の手を横に(首のストレッチ)
    • 右手を斜め上、左足を斜め下に伸ばす
    • 合掌をして、体を左右に動かす
  • ポールを横に使う
    • 太ももの真ん中に横たえ、股まで転がす (痛い場合は筋肉が硬い)
    • 太ももの真ん中に横たえ、膝まで転がす
  • ポールを使わない
    • 座る→足の裏を合わせる→菱形を作る→手のひらを足の下から出す (呼吸を吐いて吸って)
    • 座る→足の裏を合わせる→足をお尻に近づける→背伸びして前に倒す (〃)
    • 座る→左足を右足の右へ→体を左に向けて右手で左足を押す (ヨガと同じだが股関節を伸ばす)

 

●人生

  • 愛情=いとおしさ、ドキドキ
  • 成し遂げたいという情熱

●高齢者

  • 2割が介護保険を使っている(ざっくり)
  • しかし歩行は厳しくなる

●人とのつながり

  • 週1度以上、家族以外の人と外で会うことは必要
  • 高齢者施設での皿洗いのボランティア

●アルツハイマー

  • アリスのままで(リサ・ジェノバ)
  • 85歳になると1/2の人は?
  • シナプスの間にアミロイドβも出て、アミロイドはんが蓄積→15年で限界点に達する→シナプスが除去される→細胞が死ぬ
  • PET検査でわかる
  • グリア細胞がアミロイドβを掃除する
  • 方法1:神経回路を殺さない
    • 〇睡眠、有酸素運動、地中海ダイエット(心臓によい)
    • ×心臓血管、糖尿病、肥満
  • 方法2:神経回路を増やす
    • 〇知的活動が活発な人は大量のシナプスを持っているので、少し失っても大丈夫
    • 1つのシナプスだけだと、忘れたら思い出せない → 別ルートを容易しておく
    • 視覚と聴覚を使って人と関わり合いながら感情豊かに意義のあるのものを学ぶこと
    • ×スロスワード 
    • 〇新たな神経の道を切り開くことが大切、例:〇英語を学ぶ 〇友達を作る
    • 緻密な作業をやろう!
  • アルツハイマーとなったら
    • 死ぬわけではない
    • 感情の記憶は失われないから、愛や喜びはわかる
    • 5分前の話は忘れても、その時いだいた気持ちは覚えている
    • あなたの存在は記憶より大切
  • 対策
    • 手に覚えさせる(絵を描く、折り紙をする→アルツハイマーになっても楽しい)
    • 体も動きにくくなる(ヨガ、太極拳をする)
    • よい人間になる(澄み切った心)

 

●高齢者

  • 65-75 健康
  • 75-85 できないこと↑
  • 85~ ひとりで外出×、 排泄、入浴ができるか?
  • 課題:片付け(ものの位置を決める、使わないものを捨てる)、料理、そうじ
  • 政策:人付き合い(地域福祉活動で支援、趣味の会)、ごみの訪問収集、通報システム、配食
  • 付加価値の高いサービスを提供できればお金↑となる

●高齢者が行うとよいこと

  • slow net アクティブシニアサイト
  • 指さし確認→注意散漫対策、脳の活性化
  • 危険予知トレーニングシート(例:高齢者の運転講習など)を使って危険を確認
  • 5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)→終活の基本、不要なものを整理する躾

●死

  • 話を聞いて理解する
  • わかると言わなくても良い
  • そばにいる
  • 「似た状況で死ぬ人がいるけどあなたは大丈夫?」と聞く
  • 死と向き合うと人生が良く見えてくる(死ぬまでにやっておきたいこと)

●子育て(harusan)

  • 頼られる・愛おしい→守っていきたい・責任を背負う
  • 教育の目的:子供が自分の人生を生きやすくするため
    • ①自己表現:自分という人間の本質を大切にする
    • ②社会性:他人という人間を大切にする
      • ②に長けすぎると生きづらくなる
      • 自己表現が苦手な人、こうあるべきという価値観が強い、プライド(こう見られてしかるべき)が高い、自分の欲求を疎かにする
  • 対処
    • ダメを作らない(自由にさせる)
    • (理由)社会性は、いろいろなところで教育してくれる、家庭は付き合ってあげる場
  • T: おだやかに (価値観のこだわり↓、こう見られてしかるべき↓)

●佐々木俊尚

  • (出典)これからの社会は「弱い繋がり」で生きやすくなる/ジャーナリスト・佐々木俊尚さん(朝井真由美)2017.4.6
  • 企業等の共同体↓⇒つながりを求める人↑
  • 年齢関係なしいに友人がたくさんいるとよい
  • 歳が同じ、会社が同じという共同体は、本来の信頼ではない(裏切ると不利な世界)
  • 夫婦に共通の友人が少ない方が夫婦の持続性がある(米国の調査)
  • 夫婦間を弱いつながりの共同体にしておくのは長く続ける方法
  • 夫婦はルールで縛りすぎない=似たライフスタイルの人がよい
  • 結婚=生きる上でのセイフティーネット
  • いろいろなバックグラウンドを持った人が、同調圧力が生まれない程度にゆるくつながりつつ、困った時だけ助け合う、結婚も
  • ×同調圧力、〇緩いつながり(eeak ties)を網の目のように
  • 新しい共同体(コミュ能力の高い人が試している段階)
  • T:ネットで投稿もつながっていること

 

●病院で最期を迎えない「幸せな死に方」

  • 出典:(浅川澄一)171206ダイヤモンドオンライン
  • 死に際
    • 神経伝達物質Βエンドルフィン(脳内モルヒネ)↑、ケトン体↑
  • 終末期
    • 食事↓ → 脱水↑、栄養状態↓ → 意識レベル↓ 傾眠状態↑ → 穏やかに永眠
  • しない方がよいこと
    • 胃瘻、点滴で水分、栄養 
      → (細胞が劣化しているゆえ)水分が気道から分泌し痰↑、嘔吐、むくみ
    • 気管に管、尿道に菅 → 痛い → 麻酔薬 → 眠る → 栄養剤の注射
  • 看取り医(在宅医)=在宅療養支援診療所 
    • 年間看取り件数が15件以上がよい
    • 本人が書面で延命中止や蘇生中止を書き込んでいれば医師がそのように対応してくれる
    • 訪問看護ステーションの人にアドバイスをもらっておく
  • (参考文献)平穏死のすすめ(石飛幸三)

 

●高齢者になったら

  • 葬儀や告知の希望を書いておく
  • 預貯金(●●用、あまり使わないなどを書いておく)
  • 口座を整理整理
  • 契約書の保管場所も書く
  • 財産管理を行ってもらいたい人とその理由書いて置き、任意後見契約書(公正証書)を公証役場で作成しておく。代理人や貢献人などが、入院・介護サービスの手続きや銀行での振り込みができる。

●終活

  • 終活カウンセラーという資格
  • 過去を振り返る:お世話になった人に会いに行く
  • 現在:財産の確認
  • 未来:自分の葬儀、墓
    • 葬儀
      • 一般葬:100万円~+α(お布施・戒名)
      • 家族葬:70~100万円+α
        • 〇訪ねてくれた人とじっくりと話せる
        • ×知らせなかったという問題(遠縁の人)
      • 直葬:20万円+α
      • 納骨堂
      • 手元供養=それを自分亡きあとどうするかを決めておく

 

●お墓

  • 墓じまい
  • 手を合わせる場所があることはよい
  • 墓の維持は大変
  • 日本では勝手に埋めることはできないが、散骨することはできる
  • 散骨に関する法律はない
  50歳以降の5年間の生存率 (厚労省、2012人口動態調査から計算)
 年齢  女
50 98.1 99.0
55 95.1 97.5
60 90.6 95.5
65 84.0 92.6
70 74.9 88.1
75 61.2 80.4
80 42.4 67.2
85 22.5 46.9
90 7.2 22.9
95 1.1 5.9
100 0.03 0.4

●会社員手取りの減収

  • 2011→2017
  • 年収300万 → 手取り281→261(-20)
  • 年収500万 → 手取り434→408(-26)
  • 年収1000万 → 手取り767→719(-48)

 

●「2人以上世帯の可処分所得は1997年の月額49万円をピークに、毎年引き上げられてきた社会保険料の負担増などで、2016年は42万9517円と月7万円も減ってしまった。年間84万円ものガタ減りである。」(読売2018.1.3、ただしベースの給与を一定にしての話ではない)

 

●税制改正の効果(2019年)

  • 給与所得控除の上限をいまの220万円(年収1000万円)から188万円(年収800万円)に下げ、基礎控除を38万円から50万円に上げるケースの試算
  • 夫婦と子ども2人の場合、地方税を含めて年収900万円では年3万円程度の増税、1000万円では6万円、1500万円では8万円超の負担増になる可能性。
  • T:1000万で控除がー32+12=-20万円減る →税が30%なら6万円↑
  • T:配偶者控除―38万で税が30%なら11.4万円↑

●2018年の税負担増

  • 介護保険:8月~3割負担(年収等344万円以上)ただし最大4.4万円まで
  • 70歳以上の医療費:2割→(現役並みの所得の人は)3割
  • 配偶者控除1120万円以上はゼロへ★
  • 介護保険料は均等から総報酬制へ★
  • (6月~)給与所得控除 住民税は1200万円超で230万円→1000万円で200万円★

 

●住民税非課税

  • 給与所得者
    • 単身=100万、夫婦=156万
    • 夫婦子1=206万、夫婦子2=256万
  • 公的年金受給者:単身65以上=155万、単身65未満=105万、夫婦65以上=211万、65未満=171万

 

 

●年金171115

  • 老齢基礎年金(1階、直接負担額の計算はできない)
    +老齢厚生年金(旧退職共済年金=2階=14.2%の半分を負担)
    +退職等年金給付(=新3階=1.5%の半分を負担)
    +職域加算(=旧3階)
    +経過的加算額(=60歳以降の国民年金の掛け金相当額)
  • 国民年金の払い込みは60歳未満まで
    • よって35年で終了?(伸ばせない?)国民年金の任意加入ができる?(要確認)
    • よって自分が60歳になった時、配偶者は独自に払い込みの手続きをする必要がある?
      (要確認)
  • 厚生年金は64歳から特別支給で65歳から本来支給、国民年金は65歳から支給
  • 自分の場合は、国民年金は、最寄りの年金事務所を訪ねる
  • 配偶者が65歳になり基礎年金が支給されるまでは、加給年金が支給される
  • 65歳以降働いても、両方の年金額の合計額に対して?支給停止がある
    • T:たぶん基礎年金は65歳以降はそのまま支給されるはず
      よって、基礎年金部分は67歳まで繰り延べしてはどうか?
  • 年金支給の繰り下げは、厚生年金部分と国民年金部分を別々にすることは可能
  • 繰り下げの効果は1か月あたり0.7%増
  • ただし、支給停止の分は、繰り延べをしても年金額の増に寄与しない
  • 以上のことから、65歳以降も働いたとしても、繰り下げとする意味はないと思われる
    (実際に働くことを止めたら、年金支給は必要となるため)

●その前の説明での知識

  • 繰り延べをしても、遺族年金の計算は変わらない
  • 遺族年金の対象となる部分は、2階部分のみ?

 

●さみしさ

  • ↓小池龍之介
  • さみしさを埋めようとすると“心の借金”が増えていくだけ
    • ×さみしさの部屋から抜け出そうとする 
    • 〇さみしさの部屋の中にじっととどまる=やがてさみしさはなくなる
  • 何もしない、さみしい自分をただ認めて受け入れるだけでよい
    • さみしさに寄り添う(さみしいんだね。わかるよ。じっと待っていればそのうち消えるよ)
    • SNSは刺激が強すぎるのでよくない
    • 人間関係に過剰な期待をしない

 

 

 

 

●見守り

  • モーションセンサー、IPカメラ
    • トイレなどを移動した様子がない→家族へメール、IPカメラ映像を確認
    • 渋谷東急東横店1階 10~21時 9/22-11/28 Smart Life Stage インテリジェントホームの体験

●ITの利用

  • SCAN 入居者の睡眠状況を測る (高齢者施設)

●高齢者社会と経済

  • 労働時間を増やさずに生産性を上げられる(イノベーション)
  • シニア用おむつ↑(新しいニーズ)

●老後

  • 目的を持った生き方
  • リトリートできる場所(小屋、キャンプ場、山)
  • 年を取るごとに壁を作るのが上手くなって、確保した安全な場所でどんどん馬鹿になっていく。自分が馬鹿であることをすっかり忘れたとき、そこに怪物が出来上がる by 有理化
    (出典:@Copy_writing)‏ 

●ビジネスプラン

  • 準備:重要なことからやる
  • (日本)高付加価値を目指す
  • HPを作る
  • 情報通信
  • ニーズに応えていないものがある→社会的起業
  • リッチな人向け公共サービスがあるとよい◎
  • 個人情報保護のコンプライアンス研修 → YouTubeなどにある
  • 行政書士:入管、相続

●退職金

  • 水準が下がってきている(▲2千万円も)
  • 30年で2千万円という例

●高齢者の社会とのつながり

  • ①組織で働く(関連会社、民間の人材紹介会社、知人の紹介)
  • ②企業の業務と関連した仕事につく(保険営業→保険代理店をはじめる、スポットコンサル)
  • ③違う生き方(蕎麦屋、農業、僧侶、陶芸、研究、バンド)
  • 自らの興味、関心があるものを積み重ねるというやり方がうまくいくことが多い。心の中から湧き出てくるものでなければ「もの」になりにくい。
  • 興味のあるものに脈絡なくとりくむ。キャリアコンサルタントなどの資格、仕事、ボランティア、地域活動と分けない。

 

 

●夫婦(子の独立後)

  • 出典:人生レシピ「夫婦の関係」1709
  • 自分の時間を持ち、自由に生活する
  • 事例:関節リュウマチの発症 → 考え方の変化
  • 妻:ずっと夫がいると妻の自由な時間がとられる→離れて生活
  • 夫:スポーツ、趣味をする、こまめに報告、家事もやる(必要な時にやる)
  • ほめる、感謝する、あやまる(ためない)言わなければわからない、尊重する

●人生

  • 最後にできることは死んでみせること
  • 介護:60点ぐらいでよい
  • 死期
    • step1 歩ける距離↓、食事↓、睡眠↑
    • step2 トイレにいけない → 施設、病院
    • step3 落ち着きがなくなる、呼吸の変化、時間や名前がわからなくなる、聴力は残る

 

●株

  • ランダムウォーク理論は、長期志向の人と短期志向の人のいることをふまえているのだろうか。
  • 皆が気づく前に仕込んで、気づいたら売る
  • ポケモンゴー→任天堂 ではなく、 任天堂に関連した会社
  • 仕手株=株価を吊り上げる
  • 投資をするときは感情を捨てる(他に良い銘柄はないのか?)→恋愛と同じ
  • 保険会社のSEをやっている

●年金

  • 出典「死ぬまで働く以外に道はないのか? 最底辺に墜ちた日本人の老後」(2017.8.16、まぐまぐニュース)
  • 65歳で受け取れる年金額を1とした場合、70歳から受け取ることを選択すれば、1.42倍増で受け取ることができる
  • 国民年金の制度上の支給額は、月額64,941円だが、これは40年間保険料を支払った場合の満額で、実際に、この金額をもらっている人は少ない。
  • 厚生年金第1号の平均支給月額は147,872円となっている。これは、60歳以上、100歳を超えている受給者も合わせた平均。65歳を基準とする、新規に受け取り始めた受給者の平均年金月額は82,081円に下がる。
  • 厚生年金の場合、加入期間や報酬によって、支給される金額に差が出てくる。従って、男女差も大きい。厚労省による40年間サラリーマンとして働いた夫(厚生年金第1号)と、専業主婦(国民年金第3号)の組み合わせモデルでは、合わせた支給額が221,277円となっているが、これも、60歳以上、100歳を超えている夫婦受給者をも合わせた平均。
  • 新規に受け取り始めた厚生年金受給者の平均年金月額は82,081円、国民年金が51,891円なので、共に65歳のサラリーマン夫と、専業主婦の組み合わせでは、夫婦で月額133,972円。
  • これでは、優雅な年金生活などという大それた夢はもとより、つましい隠居生活も望めない。そして、仮に少子高齢化が今後も進むとすれば、この金額が激減することがあっても、決して増加することはないのだ。また保有資産があっても、政府の政策通りにインフレが到来すれば、その購買力は減少していく。

●年金

  • 70歳からの繰り下げ受給:4割強増える、損益分岐点は82歳、
  • 女性は繰り下げが特になりやすいので、男性は繰り下げせず、女性は繰り下げするという方法あり

 

 

●ふりかえりとは

  • メタ(俯瞰)の立場に立って自分を考える
  • 過去の○×を考える
  • 近くに何をするのか

●心得

  • ユーモア、風刺を大切にする
  • プロセスを楽しむ(人生観)

 

●生活プラン

  • 収入源を前提に老後プランを設計
  • 役職定年など制度を早めに把握
  • 住宅ローンは65歳完済を
  • 支出は崖を降りるごとに削減
  • 収入減を家族に伝える
  • 崖:企業年金の終了(10~15年)
  • ※長く働く、身の丈にあった生活水準、貯蓄
  • ※配偶者1人となった場合の年金額

 

 

●高齢者の年金

  • 60歳から(繰り上げ支給)=3割減=損益分岐点は77歳
  • 70歳から(繰り下げ支給)=4割増=損益分岐は82歳
  • 男は65歳から受給し、女は70歳から受給するとよい(理由)女性の方が長生きするから
    T:その場合、遺族年金はどうなる?
  • 妻が年下で厚生年金に20年以上加入していない場合は、妻が65歳になるまでは、夫の厚生年金に加給年金(40万円/年)がもらえる。ただし、夫が繰り下げ受給を選択するとその期間中はそれはもらえない。
  • 1000万円単位のお金→10年満期の個人向け国債+定期預金+バランス型投資信託(手数料が安い、長期的には2~3%となる)
  • 自治体主催のがん検診を受ける
  • バリアフリー工事=所得税の減免
  • 77歳に要支援のチェックを受ける →要支援となると、バリアフリー工事補助等がある
  • 家の権利関係の明確化(親が顕在の時):隣家との境界など「土地家屋調査士」などの助けを借りる
  • 小さな商売:セミナー講師、経費処理できる(PC代、交通費)
  • ネットスーパを利用した方が節約できる(買いすぎ防止)

 

●高齢者の生活費 

  • 30万/月・世帯 → 30年で1億円 が必要
  • 平均標準報酬42.8万円で40年、専業主婦、の場合で年金は22万円/月である
  • 70歳から年金支給にすると42%増の31.5万円/月となる
  • (退職金2000万円で65歳~70歳を過ごす(350万円残る))

 

●墓守がいないと先祖の墓にも入れない

●高齢者の大変さ

  • 退職
  • 身近な人の病気・死
  • 子どもの自立
  • 体力の衰え・病気→脳の萎縮(血流が悪くなる)

●対応

  • 聞いてあげる/話せないことを話させてくれる
  • 最後は医者はあまり処置しないのでは
  • 不安=認知症

 

●イッツコムのサービス

  • IPカメラ 2700円/月
  • ドア・窓センサー2480円/月

 

●歩き方

  • 体幹が弱くなる→左右にぶれる
    • 体幹がぶれる=お腹の水袋が揺れる →胸を上がる、遠くを見る
  • 筋肉が落ちる、指も使わない→すり足になる→引っかかる
    • つま先が上がらない → つま先を上げてかかとから着地する
  • つま先が外に向く=ひざが傷む →アキレスけんのストレッチ、足を前に進める
  • 膝が痛い
    • ×着地の時に膝が曲がる=膝に負担がかかる
    • →足の指を鍛える=指の関節を強化する=チューブを指の平で押す練習
    • 指の「ぐーぱー」(指でお辞儀の練習)
    • 片足のスクワットの練習をする
    • →つま先をあげてかかとから着地
    • 蹴って前に進む
  • ※筋力が大切、体幹が大切
  • ※上半身も回旋する
  • ※前にけり出す練習: モモ上げ運動
  • ※運動した後2時間以内にタンパク質を食べる=筋肉

 

●エンディングノート

  • 口座の用途(公共料金の引き落としなど用途、目的も記載する)、使っていない口座は整理
  • 株式、不動産、保険
  • 借入金、契約書の保管場所
  • 高価なもの=購入日、購入金額、評価額など
  • 財産管理を任せる場合、任意後見人を公証役場で登録しておく
  • 判断能力が低下すると詐欺にあいやすい

●永訣の朝(宮沢賢治)

  • 天上のアイスクリーム/いろいろな時空がまざっている

 

●空き家 T:空き家の売買を促進するための税制がある!(経済学、公共政策)

  • 出典:日経新聞2017.4.1「相続した空き家は眠らせない 賃貸収入や非課税売却を」
  • 固定資産税や都市計画税がかかる
  • メンテなどを含めた維持コストは、都心から離れた郊外の一戸建てで10万円~20万円/年。
  • 内装の全面改装=120~150万円
  • 台所や浴室の設備交換=それぞれ50~100万円
  • 外装?
  • 築20~30年の一戸建ての家賃は八王子市で平均10.5万円、相模原市で10.1万円。
  • 改修費=600万円で5年で回収できる。
  • 投資としてなら3~4年で回収したいが、維持コスト捻出のためなら7年以内でもよい。
  • 一定の条件を満たすと、土地・建物を売却して得た利益(譲渡所得)について、空き家の相続人1人当たり3000万円を特別控除でき、節税になる。仮に兄弟2人で共同相続した空き家であれば、税率20.315%で節税額は合計、最大1200万円余りになる。
  • 特別控除の対象は、1981年5月までに建てられた一戸建てで、亡くなった人が一人暮らしをしていた家。相続発生の3年後の年末までに建物を解体するか、新耐震基準を満たすよう改修するかしたうえで、1億円以下で売るといった条件もある。
    • 基本:譲渡所得(売却益)から3000万円を控除できる。節税額は1人あたり最大600万円強(税率20.315%)
    • 対象となる空き家:1981年までに建てられた一戸建て、亡くなった人が一人暮らしをしていた、相続発生からずっと空き家のまま
    • 売却する際の条件:相続発生の3年後の年末までに売却/建物は解体するか新耐震基準を満たすよう改修/売却価格は1億円以下
    • 注意点:相続してから1回でも住んだり、賃貸に回しては適用されない
  • この特別控除は、節税効果が大きい 

●不動産売買

  • 土地を売却する際、売主には境界を明示する義務がある。
  • 土地は登記簿と実際の土地の面積が大きく異なることがある。
  • さほど土地が広くなくても、測量費用が100万円台になることも珍しくない。
  • 公募面積売買といって登記簿と図面と境界線の確認だけで納得してもらうケースもある。
  • 国土交通省の「土地総合情報ライブ」(全国の取引価格の閲覧)
  • 国税庁の「財産評価基準書」の「固定資産税路線価」
  • 「空き家バンク」

 

●遺産

  • 寄与分は最大1/2、残りを法定相続

●相続登記(所有権移転登記)

  • 事前準備
    • 登記簿謄本(登記事項証明書)を取得
      • 登記簿は昔紙のバインダーで保管されており、この紙を法務局がコピーして認証分を入れていたものを登記簿謄本と呼んでいた。
      • 現在はデータで保存されるようになり、発行される証明書を「登記事項証明書」と呼ぶようになった。
    • 「地番」=旧表示、「住居表示」=新表示(1962年以降適用)=住所
    • (株)登記簿図書館で簡易に調べられる
    • 登記識別情報とは何か
      • 2004年の不動産登記法の改正によりインターネット経由での登記申請OK
      • その前までは登記が完了すると登記済症=権利証が公布された。
      • しかし権利証は交付されないこととなった。
      • 登録識別情報が通知される。
      • 当該登記名義人自らが申請していることを確認するための情報。12桁の英数字。
      • この番号を知っている=不動産の権利者と判断される。
    • 増築部分が未登記→建物表題変更登記が必要 →土地家屋調査士が行う
    • ※一般に新築の建物の場合には「表題登記」を行う。登録免許税は課税されないが、土地家屋調査士への報酬額として10万円前後が必要。
    • 評価証明書と登記記録の面積が異なる場合などで、基準表に定める額によることが適当でないと認められるときには、「建物経年補正率基準表」(法務局、地方法務局により異なる)を用いて価格が補正される。
  • 登録免許税の計算方法
    • 課税標準額=固定資産税台帳登録価格(土地)+(建物)
    • 1000円未満は切り捨て
    • 登録免許税=課税標準額×適用税率 ※100円未満は切り捨て ※相続なら0.4%
    • 納付方法:銀行又は郵便局で納付手続きを行いその領収書を登記申請書に添付する(3万円以下なら収入印紙で可能)
  • 申請
    • 所有権移転登記申請書
    • 遺産分割協議書(+印鑑証明書)⇜上部に捨印を押しておく
    • 戸籍謄本等
      • 被相続人の出生から死亡までの戸籍
        相続人全員の戸籍、
        被相続人の住民票(除票)
    • 住民票の写し(不動産を取得する者の住民票の写し)
    • 固定資産評価証明書
  • 登録免許税の計算方法
    • 固定資産税評価額の千円未満を切り捨て→0.4%→百円未満を切り捨て
  • 処理後
    • 登記識別情報(昔の登記済権利証に相当)が発行される

●移転登記申請書の綴じ方

左側2個所を綴じる

印紙台紙を入れる

登記申請書と印紙台紙の間には申請人の割印が必要

 

持ち物:申請者の認印、実印、携帯朱肉

 

 

 

●戸籍とは?

  • 戸籍:出生、死亡、結婚などの身分事項を記録したもの
  • 戸籍の附票:住所の移動履歴がわかる(戸籍と住民票をつなぐもの)
  • 改製原戸籍=制度改正前
  • 現在戸籍=制度改正後のもの
  • 除籍:結婚、離婚、死亡、転籍(本籍地の変更)などによって、その戸籍に記載されている人が誰もいなくなった状態の戸籍
    ※まだ配偶者がいる場合は除籍謄本とはならない

●死亡届が提出されると

  • 住民票:除票を取得可能となる
  • 戸籍:除籍謄本が取得可能となる 

●必要な戸籍謄本

  • 基本的に被相続人が出生し,最初に記載された戸籍から、
    死亡の記載がされた最終の戸籍までの全て

●出生から死亡までの戸籍を郵送でとる方法

  • 請求用紙
    • 改製原戸籍、戸籍謄本、除籍、住民票、除票、戸籍の附票
  • 本人確認資料コピー(免許証等のコピー)
  • 故人と自分の親子関係を証する書類(自分の戸籍のコピー)
  • 郵便定額小為替
  • 返信用封筒(宛名を書き、切手を貼ったもの)
    • 抄本なら4通程度、謄本なら2通程度まで=82円
    • 定型郵便物:25g以内=82円、50g以内=92円
    • 定型外郵便物:50g以内=120円、100g以内=140円、150g以内=205円、250g以内=250円

 

●確認事項

  • Q 今の本籍地はここでよい?
  • Q 本人確認資料はどれが必要?
  • Q 必要な謄本の種類は? 原戸籍が複数あっても750円?
  • Q 郵送料は?
  • Q 母親の戸籍も必要?

●相続手続きの基礎知識

  • 銀行の預貯金の解約や、不動産の名義変更(不動産の相続登記)

●市役所に申請書式が無い場合の対応方法

  • 申請書(依頼書)
  • 請求者の情報
    • 申請者の住所、電話番号、生年月日、氏名 (自署)、印
  • 本籍地、筆頭者氏名、戸籍の筆頭者との続柄: 子
  • 請求内容
    • 必要とする書類:戸籍抄本
    • 必要とする枚数:1枚
    • 請求理由:パスポート発行のため
    • 必要な人の氏名
    • 必要な人の生年月日
    • 個人事項証明書:運転免許証のコピー

 

●相続

  • 基本は配偶者が生活で困らないこと。
  • 基礎控除の範囲内であれば申告義務はなく、納税義務はない。
  • ただし、遺産の内容(例:小規模宅地の評価減を使う)により、
    申告義務はあり、納税義務はない場合がある。
  • 配偶者の相続は、非常に大きい税額軽減措置がある。
  • 税務署は必要と考えれば被相人、相続人の口座の履歴を調べる。(銀行預金の調査権)
  • 葬儀費用は引いて計算する。
  • 登記の変更の際、相関関係説明図を付けると、法務局は、戸籍謄本等は返してくれる。
  • 遺産分割協議書:提出先に提出するもの、相続人がそれぞれ保管しておくものがあるとよい。

●家の価値

  • 土地:固定資産税評価額÷0.7
  • 建物:古いと0円
  • 取り壊し、整地費用(例:100万円)
  • 登記に係る司法書士の費用:5~10万円
  • 毎年の修繕費用
  • 毎年の固定資産税・都市計画税

●その他

  • 夫から妻に対して現金を渡すのは「相互扶助義務」の範囲なら贈与税はかからない。

●預金保険制度

  • 1つの銀行で1人1000万円まで。(2005.4~)
  • 普通預金の他、定期預金でも大丈夫だが、合計で1000万円まで。
  • ※普通預金無利息型(決済用預金)は別枠で全額保護される。

●●老後の夫婦の暮らし

 ※年金から税金、医療保険、介護保険が天引きされることに注意

 

●老後の生活費(平均月額、60~69歳、2人以上の世帯)(総務省「家計調査年報」(家計収支編)2014)

  • 支出:296千円 ※例えば、二人とも寝たきりだと370千円かかる
    • 食費:      74千円
    • 住居:     15千円
    • 光熱・水道:  25千円
    • 家具。家事用品: 12千円
    • 被服・履物:      11千円
    • 保険医療:         15千円
    • 交通・通信:      42千円
    • 教育:                 2千円
    • 教育娯楽:        30千円
    • その他:           70千円
  • 年金:221千円(「サラリーマン夫妻の年金月額」(厚生労働白書2015年度版))
    • 夫:156千円(基礎+厚生)
    • 妻:65千円(基礎)
  • 不足:74千円

●老後の一人暮らし

  • 支出:151千円 (60歳以上の女性単独世帯、「総務省家計調査報告速報」2012)
                     ※寝たきりだと,、例えば190千円かかる
    • 食費:    32千円
    • 交通費:   25千円
    • 教養娯楽費: 17千円
    • 住居費:   15千円
    • 光熱・水道: 13千円
    • その他:   49千円
  • 年金:120千円
    • 基礎:50千円
    • 遺族厚生:70千円
  • 不足:30千円
  • 以上に入っていないもの
    • 医療
    • 介護

●税金

  • 扶養控除内で所得税がかからない範囲=103万円
    • これは、65万円(給与所得控除)+38万円(基礎控除)=103万円から
  • 社会保険の扶養に入れる範囲=130万円
  • 住民税のかからない範囲=100万円
    • これは、65万円(給与所得控除)+35万円(所得税所得割の課税基準)=100万円から
  • 住民税の計算方法=(年収―98万円)×10%+均等割
  • 年金受給者の住民税の均等割がかからない場合
    • →65歳以上の場合でおおよそ年収155万円(所得で35万円)←所得控除は120万円
    • →身体障害者だと年収245万(所得で125万円)となる
    • (重要)遺族年金は収入とカウントせず非課税
  • 統計によると、遺された妻の年金額は平均165万円(老齢基礎=64万+遺族厚生=101万円)。
  • 統計によると、高齢者単身無職世帯の消費支出は173万円。

●介護が必要となる場合

  • 男:脳血管疾患の予防
  • 女:体力づくり、転倒しない、骨粗鬆症の予防
  • サルコペニア=加齢による筋肉量↓ 60代は若い時の6割、そのころから倍のペースで筋肉量↓
  • 対策:筋トレ、タンパク質
  • 在宅系介護サービス=50万/年、介護施設=200万/年
  • 運動(特に有酸素運動)↑→(アミロイドβの蓄積↓、脳内活性をあげる物質↑)→認知症↓
  • ※sexで閉経が遅れる
  • T:基本自分でやることがよい(高齢者)
  • 徘徊=歩いた目的を忘れてしまう現象
  • アルツハイマー型が進む→失敗することの苦痛↓
  • 血管型が進む→過去の自分を引きずる
  • 前頭葉=①集中・やる気、②行動の制御
  • T:脳(新)は脳(旧)を制御しているのか!◎

 

 

●リスク

  • 健康、認知症
  • 子ども(交通事故、職探し中)
  • 不動産を借金して購入したが担保価値↓

 

●平均寿命と健康寿命

男:80.9歳、71.2歳 (9.6年の差)

女:87.1歳、74.2歳(12.8年の差)

 

●葉酸:血管のつまりを改善

●脚力を付ける

  • 膝を回す、つま先上げ、踏み込み、足の横上げ(ふらつき防止)、スクワット(手をクラス)=背中をまっすぐ、膝が足より前に行かない

 

 

●年金

  • 国民年金:定年のない自営業者のための年金
    (65歳以上になっても働いている、子に扶養されることが前提)
  • 専業主婦:79万円/年 (6.5万円/月)→20年で1573万円
  • 正社員(23~60歳、平均月収28万円) 170万円/年 (14.1万円/月)
  • パート等(30年、平均月収15万円) 118万円/年 (9.8万円/月)
  • ※パートで頑張っても専業主婦と比べて年金がそれほど高くならない
  • T: 中途半端に働くより、専業主婦又は正社員が、費用対効果が大きい(年金面)
  • 妻が働くメリット
    • 夫が働けなくなった時のセーフティネット/パートで働いていて正社員として採用されることもある(資格系、専門職系)/離婚等で単身になっても/「家も借りられない、クレカも作れない」を回避
    • デメリット:夫の協力がないとつらい

●死

  • 出典:朝日新聞「医師・看護師が「修業」する寺とは 生死見つめ「瞑想」」170113
  • 飛驒千光(せんこう)寺。高山市の標高約900メートルの山中。住職で真言宗僧侶の大下大圓(だいえん)さん(62)。
  • 死は人生の集大成で自然なこと。
  • 患者の表情や言葉、自分たちの看護について6~7分間、全員が静かに思い返す。
  • 一人ひとりの死を丁寧に見送ることで、死を尊く思う。
  • 大下大圓さんが考えた瞑想の4段階(大下さんの著作から)
  • ①「ゆるめる」(主に呼吸法を通じて心身共にリラックスする)
  • ②「みつめる」(過去の嫌なできごと、コンプレックス、対人関係の課題などをありのままに観察、洞察)
  • ③「たかめる」(自分が生き生きする暮らし方、生き方をイメージ)
  • ④「ゆだねる」(自分の命が「何か大きなもの」とつながっている感覚を持つ)

 

●奥野滋子(緩和ケア医)

  • 医療の進歩により容易に死ねない時代となった。どこで生きてどこで死ぬのかを、個々人が具体的に真剣に考え、決定せざるを得ない状況にある。
  • たとえ1人でも2人でも、相手のことを深く考え大切にする気持ちを持って関われば、その人の心の内に自分の存在が記憶されていく。
  • 「亡くなった方との再会」「お迎え」「先祖の存在」によって、安心して旅立つ人が少なくない。
  • 死により人はいなくなってしまったわけではなくて、これからはずっと他のご先祖さんたちと一緒にあなた方を守ってくれている。
  • 死後生を願い、先祖となって家族、イエを守っていく存在となることも生の意味の拡大解釈の一つの形。
  • 死の時でも先祖は見守ってくれているので、ひとりぼっちの寂しい最期はないと信じることもできる。
  • 死から目を逸そらさず、今のうちから時間を共有できる相手を見つけて共に今日一日を精いっぱい生きる方が、この人生に満足し安心して旅立てる。

●外山滋比古

  • (出典:Newsポストセブン「93歳の外山滋比古氏 「年老いたら若い時より忙しくすべし」2017.1.1)
  • 年老いたら若い時より忙しくすべし
  • 年老いたら、やることがなければダメ
  • 「悠々自適」ではすぐボケてしまう。暇は険。
  •  過去の事や趣味の延長線×。新しい人生、職を変えるくらい〇
  • 自分の頭で考えて行動する。
  • 「死ぬかもしれない」ということから、「どうすれば死が怖くなくなるか」という地点まで思考や信念が及べば、人間として新しい真理にたどりつく可能性があるはず。