階級区分を考える

 

階級区分の基本的考え方をマスターする

 

1 日本市町村.MPFを開く

 

・MANDARAの起動→「マップエディタ」

・「ファイル」→「地図ファイルの読み込み」→「日本市町村.MPF」→「開く」

 

2 日本市町村.MPFは時間概念を持つ地図であること確認

 

・相模原市の代表点(←地図中にある□)をクリック→(その点の情報がボックスに表示される)

・ボックス中の「時間変化」 →(相模原市の市町村合併などの情報の表示)

 

(注)最新の地図が必要な場合は、MANDARAのホームページからダウンロードすること!

 

3  日本市町村.MPFはオブジェクトグループ(レイヤー)を持つ地図であることを確認

 

・「設定」→「オブジェクトグループ設定」→「オブジェクトグループ設定」

・(「編集するグループ」に、市町村、区、都道府県、地方、地域という5つのグループがあることを確認)

 

4 属性データの作成 (←ここでは 「data_3sho.xls」を確認するだけ)

 

・EXCELで、「data_3sho.xls」を開く

・A2=TIME、B2=2005、C2=10、D2=1 (←2005年10月1日)を確認

・CSV形式で保存

 

5 属性データのMANDARAへの読み込み

 

・設定画面→「データファイル読み込み」→「data_3sho.csv」

 

 (注)MyDocument/研究/GISに保存してある

 

6 階級区分の検討 

 

・「データ項目」→「6.人口密度」

・「統計値表示」→(最大値、最小値、平均値、オブジェクト数などが表示される)

 

・「何を伝えたいのか」をふまえ、以下のどの区分方法を採用するかを考える。

 

(1) 等間隔区分

 

・「階級分割数」:20

・「階級区分値」:上から19000、18000・・・

 

・「度数分布表」→(度数分布表が表示される) で、各階級のバランスをチェック

 

(注)等間隔区分で、間隔の大きさを標準偏差とする方法もある

 

(2) 平均値を用いる区分

 

・EXCELで「data_3sho.xls」を開く

・人口密度で降順にソート→平均値を計算

 

・平均値以上のグループと平均値以下のグループに分ける→それぞれの平均値を計算

・以上で算出された3つの平均値(9598、4370、1264)を階級区分値とする

 

(3) 等比数列を用いる区分 (例:間隔が2倍、4倍、8倍と増えていく)

 

・階級分割数=6、初項200、公比=3すると、階級区分値は、200、600、1800、5400、16200

・度数分布表を作成し、各階級の数のバランスのチェック

 

・初項300、公比=2.5を検討 (300、750、1875、4688、11719)

・初項500、公比=2を検討 (500、1000、2000、4000、8000) (→一番バランスがよい)

 

(4) データ数を等分する区分

 

・EXCELで「data_3sho.xls」を開く

・人口密度で降順にソート→順位をつける

 

・階級分割数を6とする場合は1階級毎のデータ数は46となる

・46番、92番、138番、184番、230番のデータの人口密度を階級区分値とする

 (8983、5702、2370、881、355)

 

(5) 等面積とする区分

 

・階級分割数=4なら、総面積の25%、50%、75%にあたる値が階級区分値

 

・MANDARA本体→「分析」→「面積・周長取得」→「オブジェクト面積取得」

・「編集」→「属性データ編集」→「属性データ表示」

 

・この属性データをコピーして、EXCELに貼り付け→編集し、階級区分値を決定

(総面積=14030 → 25%=3507、50%=7015、75%=10523) 

(3525、881、285)