■ 場所(住所)を地図にプロットする方法
- 住所→緯度経度 (変換) に「CSVアドレスマッチングサービス」を使う
①住所ファイルの準備
- エクセルで、例えば、1列目に名前(=オブジェクト名)、2列目に住所を入れる
(住所を必ずしも2列目に入れる必要はない)
(1行目は項目見出しとし、2行目以降にデータを入れていく)
- ファイル名=半角英数で指定、ファイルの種類=CSV(カンマ区切り) で保存
②CSVアドレスマッチングサービスのページ
- 東京大学空間情報科学研究センターの標記サービスのページを開く
- 必要事項を入力
-
対象範囲: 「全国街区レベル(経緯度・世界測地系)」を選択
(緯度経度が取得できない山間部は、「全国(数値地図25000地名・緯度経度)」を選択)
-
住所を含むカラム番号: 「2」 (←住所を入れた列が2列目の場合)
-
入力ファイルの漢字コード: 「入力ファイルと同じ」
- 出力ファイルの漢字コード: 「入力ファイルと同じ」
- 出力ファイルのフォーマット: 「csvフォーマット」
- 変換したいファイル名: 「参照」ボタンをクリックしてファイル名を指定
- 「送信」
- しばらくすると、緯度経度が付け加わったファイルが返送されるので、「保存」をクリックして保存
- 保存されたファイルの内容
- 3桁目:LocName→住所(スラッシュ付)
- 4桁目:fX→経度 (度未満は10進数の小数)
- 5桁目:fY→緯度 (度未満は10進数の小数)
- 6桁目:iConf→アドレスマッチングの確実性を判定する数値
- 1,2はエラー、3は部分的に一致、4は同じ名前の別の地名が存在する可能性あり、5は確実
- 7桁目:iLvl→アドレスマッチングで変換された住所階層のレベル
- 1は都道府県、2は郡・支庁、3は市町村・23区、4は政令市の区、5は大字、6は庁目・小字、7は街区・地番、8は号・枝番
- 0はレベル不明
- 市町村合併等の影響などによりアドレスマッチングがうまくいかない場合あり
③取得した緯度経度をMANDARAに読み込む
- 列の左端(A1)から、「地点名」「経度」「緯度」の順にならべたエクセルファイルを作成する。
緯度経度は10進数。1行目にタイトル等を入れない。ファイル形式はCSV。
- 地図データを読み込む
MANDARAを起動→ファイル→白地図・初期属性データ表示→日本市町村鉄道緯度経度.mpfを開く(拡張子がmpfのファイルを開く)→(地図が表示される)
- 地図の「測地系」と「座標種類」を確認する
編集→マップエディタ→設定→地図情報→地図情報の表示→(地図情報が表示される)
「測地系」=「世界測地系」、「座標種類」=「緯度経度」であることを確認
- 点オブジェクトを取り込む
マップエディタ→編集→点オブジェクトの読み込み→緯度経度
「点オブジェクトの読み込み画面」で次のとおり指定
・「参照」→CSVファイルを選択
・並び順で 「オブジェクト名-経度-緯度」 を選択
・オブジェクトグループ名を入力
・「取り込み」をクリック