遊園地とテーマパークの経済学

  • 範囲の経済
    • 遊休資産の有効活用:プールを釣り堀にする、フットサル場所にする
    • =範囲の経済:同じ資源や技術を使い、複数の事業を展開することで生産性が向上すること(T私のポリシー)
    • コンビニでのATMや宅配サービスの実施
    • ビール会社と医薬品(発酵技術は同じなので同じ設備や技術)
    • 同じ技術を使って他の事をやる
  • 地位財と非地位財(時代の変化と需要)
    • 【演習問題】SNSが流行ると遊園地の需要はどうなる?
    • SNSの登場で遊園地の消費の意味が変わった
    • 遊園地での消費=自分が楽しんで満足+他人に見せて満足(新規)
    • 地位財:他人と比較することによって自分にとっての価値が変わる
    • 非地位財:他人と比較しなくても自分にとっての価値が変わらないもの
    • SNS⇒人よりもよい体験をしないと満足できなくなった!(TTT)
    • テーマパークもSNS映えを狙っている
    • ピューロランド:インスタ映えレストランメニュー
    • USJ:ハロウィン
  • 【演習】どうして同じアトラクションに乗るのに大人料金と子ども料金はなぜ違うのか?
    • 家族への配慮×
    • 割引価格はサービスする側の料金を大きくするため
    • 価格が下がった効果が需要に反映
    • 家族連れは価格に敏感
    • 大人だけだとそんなに価格に左右されない
    • 価格差別:買い手ごとに同じ製品やサービスの価格を変化させる
    • 大人よりも子供を安くする方が利用者が増え売り上げが増える
    • どのくらい安い価格を掴鱈良いのか=価格弾力性で決まる
    • 価格弾力性:製品価格の変化によって需要が増える度合
    • どれがよい 遠方在住者割引、近隣在住者割引、外国人割引、平日スーツ割引
  • 行列をなくすには
    • 行列=機会費用が高い人ほど不利なしくみ
    • もし働いていたらもらえるお金
    • よって機会費用が高い人は離れていってしまう
    • ⇒VIPパスをつける 価格が差別できる
    • グリーン車、タクシー配車サービス(優先乗車)、行列に並びたくない外国人用(スカイツリー)
    • 【演習】

 

オイコノミア「旅のお供に経済学!?」

~旅のお金事情~

2012.10.23(前半)、2012.10.30(後半)

 

Q 休日の宿泊料はなぜ高いのだろうか?

 

Q LCCはなぜあれだけ安いのか?

  • 同じ質だと思っているものは競争でどんどん安くなる!
  • 例:エア・アジア・ジャパン
    • ベルトラン競争:企業間の価格競争がどこまで続くかという理論、航空会社の場合は、会社が少なくてもどんどん値下げ競争が起きてしまう。価格は、限界費用まで下がる。
  • 航空会社はどのようにして利益を出すのか?
    • お弁当代、毛布代、幅広座席代など、サービスを必要とする人から追加の費用を徴収する。

お得に電車に乗る方法(分割購入)

  • 京都駅から神戸駅
    • 京都から神戸(JR)=1050円
    • 神戸-大阪(JR,途中下車)-神戸JR)=930円
    • なぜなら、神戸大阪間、大阪神戸間は、私鉄との競争があるから(◎)
  • 東京駅から高尾駅
    • 東京駅-新宿駅(JR、途中下車)-高尾駅(JR)=730円(190円+540円)
    • 東京駅-高尾駅(JR)=890円

Q なぜ大人料金とこども料金は違うのか?

  • 理由1: 家族で旅行しようという人が増える
  • 理由2: 高く買ってくれる人には高く、安いとたくさん買ってくれる人には安く、買い手によって価格の違いをつけること(価格差別)
    • 価格差別:学生割引、シニア割引、いつでも行ける人は安く、どうしても行かなくては行けない人には高く
  • ×:こどもはスペースをとらないから安い

耐久消費財と非耐久消費財

  • 耐久消費財(原則として1年長持ちするもの)
    • 車、家、家具
  • 非耐久消費財(原則として1年未満しかつ変えないもの)
    • 化粧品、飲料、食べ物、旅行(本当は耐久消費財?=思い出という価値が続く)

メンタルアカウンティング

  • 同じ金額でも使う場所によって感じ方が違ってくること
  • 旅行先でモノを買ってしまう
  • せっかくだからと、サイフの紐が緩くなる(ついつい買いすぎる)
  • 対応策
    • 自分の価値観が違ってくることを予め知っおく
    • 例:持って行くお金を少なめにする(◎)

ネットワーク外部性

  • 同じ商品やサービスを消費する人が増えるほど、そこから得られる利益が増える
  • 例:ケータイ、ゲーム、皆が知っている場所に行く

集積の利益

  • 浅草のように観光スポットが集まっていると1日でいろいろ回れる
  • お店が集まっていると競争が起こるので安く買える(例:雷おこし)

競争と独占

  • 独占市場だと価格は高く設定され、競争が激しいと価格は限界費用まで下がる
  • 格安ホテルの方がネット接続料が無料が多い=競争が激しいから(◎)

健康な競争

  • 「いかに旅行に付加価値をつけるか」という競争
  • (ツアーの内容の競争)

異時点間代替(いついくかを変えることができる)

  • 今行うか将来行うか行動の時期を変えること
    • 代替できるもの: 旅行、買物、
    • 代替できないもの: 食事、出産、睡眠
  • 景気変動の原因になることもある