【ネット社会】(樋口裕一)
- ネットは、同じ価値観の人同士が固まりやすい
- ネットは、間接的なコミュニケーション
- ⇒傷つくことに過敏になっている
- (注)昔ややられたらやり返すだった。いじめいじめられた関係から学ぶ。
- (注)なにかをしてもらったら、何かをする。
- 理想とする自分があるのではない。他者とのぶつかり合いの中で自己は育つ。
【アルゴリズム】(Kevin Slavin) 論点:アルゴリズムが方向性を決める
- T: 人々は、アルゴリズムに動かされている。
- 問題を解決するための手順、計算の方法、プログラム
- アルゴリズムが社会の中に入ってしまっている
- 例:アルゴリズム取引と、それに気付かれまいとするアルゴリズム取引の争い
- 60%の人はサジェストされた商品を借りている(レンタルビデオ)
⇒ アルゴリズムが人々を動かしている
- アルゴリズムが議事録を書く時代
-
T:制度を前提として人々は行動しているということなのでは?
-
T:テレビ会議と普通の会議では会議の結論が異なることもあるということなのでは?
-
T:エレベータの制御アルゴリズムを人間はそれを受け入れているのではないか?
(こちらの方が、コンピュータと人間が同じ土俵で戦っているという感じ)
-
T:メカニズムデザインと同じ
-
(そのようなアルゴリズムがある時にあらかじめ考えておくべきこととは何か?)
-
(注)プレイヤーの公平性は担保されていないがそれはよいのか?
-
(例)先にいたのに、多く待たされるエレベータ客がいてよいのか?
-
(注)社会は何を目標にしているのか? 全体のスループットだろう。
-
人間はそのアルゴリズムをしった上で、少し自分に有利にエレベータのボタンを押す程度のことしかできないかもしれない。
●ネットが利用者の見識や行動をどう変える?
(ITとよりよい付き合い方を考えよう)